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by Ru
「笑わず餅」
西暦848年、疾病が流行し時の天皇「仁明天皇」が6月16日に神前に菓子や餅を供え疾病の退散を祈願して元号を「嘉祥」(かじょう)と改めました。
「嘉祥の儀」として室町時代、江戸時代へと受け継がれて健康と招福を願う行事として、庶民にもこの日に嘉定通宝16枚で菓子を求めて、笑わずに食べ...
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by Ru
「新茶大福」
5月の2日もしくは1日は、立春から八十八日目にあたり、八十八夜と言われ農事の節目の日とされています。
お茶の栽培では、新茶の茶摘みの時期になります。立春から八十八夜の期間は、春のすべての気が満ちていて、その間に生育したお茶は春の気に満ち溢れ、一番茶は生命力が詰まった長寿のお茶と言...
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by Ru
「ちまき」
古代中国の〈屈原〉の故事に由来しています。楚の国の政治家であり詩人であった屈原は若くして出世したため妬まれ、陰謀により失脚したのち川に身を投げてしまいます。その死を悲しんだ人々が弔いとして供物を手向けましたが、龍が食べてしまいます。そこで龍が嫌う棟樹(せんだん)の葉や真菰の葉で餅を...
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「包みわらび餅」
今月の晦日餅は「包みわらび餅」
当店自家製こしあんをとろっと柔らかいわらび餅で包んだ一品です。外側は通常のきな粉より強めに焙煎された黒須きな粉をまぶして仕上げています。
初夏から販売している通常のわらび餅とは、また少し違った食感になっています。
京都では、この餡を包んだわらび...
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「上用(紅白)まんじゅう・赤飯」
この時期、新たな生活への第一歩を踏み出す方も多いはず。そんな門出の時に、お祝いや内祝いに紅白の上用まんじゅうや赤飯が重宝されています。
上用まんじゅうはお日保ち当日を含み3日間、赤飯は当日になりますが、おめでたい席にはピッタリです。
4,5日前までにご予約をお...
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by Ru
「さくら大福」
日本では、果実のさくらんぼを食用としたり、花や葉も塩漬けにして食品に利用されます。
特に平安時代、桜は鑑賞目的として花の代名詞のような位置を占めるようになります。当初は野生に自生するヤマザクラが代表的な品種でしたが、花の色や付き方、見栄えが良かったり突然変異など何世代にもわたり...
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by Ru
「おひなさま」
3月3日は【ひな祭り】、雛人形や桃の花を飾って、女の子の健やかな成長を祈ります。飾り付けは立春を過ぎてからとも、雨水の日(この日に飾ると良縁に恵まれるという説もある)とも言われています。
雛人形には厄払いの意味があったので、いつまでも出しておかずに早めに片付ける方がいいようです...
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by Ru
「ももいちご餅」
今月の晦日餅は、人気の「ももいちご餅」です。
徳島県佐那河内村のブランドいちごで以前から「ももいちご」の名が知られていますが、今はそのワンランク上のブランドいちごとして「さくらももいちご」が流通しています。
一つの株に8個前後しか実がならないように摘花して一粒一粒に栄養を集中...
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by 昭久田中
ヴィヴァーチェ(vivace)が運営しているWEBメディア【even-if】にちょこまる・ちゃのまるを掲載していただきました。
https://even-if.jp/lifestyle/2023/02/08/9220
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by Ru
k「厄除まんじゅう」
その昔から厄年にあたる人は、小豆の赤い色が悪を祓うとして、厄除けのおまんじゅうやぜんざいを振る舞って厄除けを祈願する風習が続いてきました。
今も昔も厄除招福を願うのは世の常、ご近所やお知り合いに配られてはいかがでしょう。
神社などで見かけるように厄年は数え年で、男性は25...
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by Ru
「みそ大福」
今月は「みそ大福」
白みそを使った白あんを搗き立てのお餅包みました。
白みそは主に米麴を使って作られる甘口の米みそで、大豆に対する米麴の割合が高くて熟成期間が短く、塩分濃度が低いのが特徴です。
白みそは大豆の皮をすべて取り除いてから、細かくすりつぶして使うため、きめ細かく仕上がっ...
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by Ru
「あけぼの」
「梅の花 こずゑをなべてふく風に そらさへにほふ春のあけぼの」
梅の花や明け方の空、梢の緑や鶯を思い浮かべ、大納言の粒あんをふっくらしっとりした浮島で挟んだ新春ならではの棹菓子です。
緑の浮島部分には、抹茶を使いお茶の風味も楽しめます。
「新春上生菓子」と共に新年を彩る和菓子とな...
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