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「笑わず餅」
疾病が流行した西暦848年(嘉祥元年)6月16日、仁明天皇が神前に16種類の菓子や餅を供え、疾病除けを祈願されると、たちどころに疾病が収まったと言い伝えられており、この「嘉祥の儀」が、民間にも普及して銭十六文で十六個の菓子を買い、笑わず無言で食べる風習となりました。
この6月16...
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「新茶大福」
今月30日の晦日餅は「新茶大福」
5月の初め立春から八十八日目にあたり農事の節目の日とされる八十八夜、茶の栽培では新茶の茶摘みの時期になります。新茶はその年の最初に摘まれたお茶で一番茶と言われ、立春~八十八夜に生育したお茶は春のすべての気が満ちあふれ、生命力がつまった長寿のお茶と...
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「ちまき」
5月3日~5月5日に販売いたします。
粽(ちまき)は古代中国のの屈原の故事に由来しています。中国の戦国時代、楚の国の政治家で詩人の屈原は若くして出世したため妬まれ、陰謀により失脚し国を憂い五月五日に川に身を投げてしまいました。その死を悲しんだ人々が川に供物を手向けますが、龍が食べて...
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「包みわらび餅」
今月4月30日の晦日餅は、「包みわらび餅」
春も終わりが近づき、初夏の気配が漂い始めました。小豆のこしあんを口当たりの良いわらび餅の生地で包み、黒須きな粉をまぶしています。
黒須きな粉とは、京風の深煎りのきな粉です。より香ばしくわらび餅と相性の良いきな粉です。
「包みわらび餅...
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「上用まんじゅう」
お祝い事に欠かせないおまんじゅうが上用まんじゅう。
この時期入学や入社、転居、転勤など新しい門出のお祝いに・・・
生地には、山の芋(大和芋、つくね芋などと呼ばれる丸っこい形の芋)を手ずりして加えていて、それがふんわりもっちりした食感を生み、自家製こしあんを包んでいます。
「...
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「さくら大福」
今月は「さくら大福」中身は小豆のこしあんで、外側のお餅に桜の花を入れて搗きあげています。塩漬けの桜の花(塩抜きをして使用しています)のわずかに残った塩味が餡の甘さを引き立てています。
桜の花びらや花の色に染まった微かなピンク色のお餅が可愛らしく、お味と共に見た目にも春を感じさせ...
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「おひなさま」
「おびな」は、お抹茶あんを求肥餅で包み男雛の個装箱に、「めびな」は、蜜漬けの若桃を白桃の入った桃あんで包み、求肥餅で包んで仕上げ、女雛の個装箱に入っています。可愛らしいパッケージなので、「食べた後も箱飾ってるよ」という声もお聞きします。
上生菓子の「西王母」「ひちぎり」「菜の花...
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「ももいちご餅」
今月の晦日餅は、末日の2月29日になります。
徳島県佐那河内村のみで生産されている産地限定の「さくらももいちご」を使い、白あんで包み、柔らかな羽二重餅で包んで仕上げています。
「さくらももいちご」とは、前身の「ももいちご」からブランド化されている佐那河内村産の高級ブランドいち...
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「厄除まんじゅう」
厄除招福を願うのは人の常。そのため昔から厄年に当たる人は、厄除まんじゅうやぜんざいを近隣や知り合いの方に振る舞って厄除祈願をする風習が続いていて、小豆の赤い色が悪を祓うとされています。
数え年で男性は25,42,61才、女性は19,33,61才で、男性42才、女性33才が大...
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「みそ大福」
当店の白あんに、無農薬の大豆と国産米でつくられた甘めの白みそを加えた特製のみそ餡を搗き立てのお餅で包んでいます。
白みそは熟成期間が短いことから塩分濃度も赤みそなどに比べて低く、まろやかな麴の甘みが特徴で近畿・中国四国地方など西日本を中心に作られているようです。
味噌の色の濃淡や...
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「花びら餅」
12月29日より年明け10日頃まで販売いたします。
初釜の時に新年を祝う代表的なお菓子です。茶道で初釜は初茶の湯のことを言い、流派を問わず新年の重要な行事になっています。
宮中で正月の行事食、菱はなびらが原型。ごぼうは新年に延命長寿を祈って固いものを食べる歯固めの祝いに用意され...
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「黒豆大福々」
12月は31日の大晦日に販売となります。
小豆の粒あんを黒豆の入った羽二重餅で包んだ大福です。名に福を重ね、来る年にたくさんの福が来ることを願っています。
年の瀬の慌ただしいひと時、ちょっとひと息温かいお茶と一緒に「黒豆大福々」を食べながら、この一年を振り返ってみませんか。来る...
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