9月(長月)の和菓子「ほっ栗いも」「月見だんご」「月のうさぎ」「おはぎ」
「ほっ栗いも」
さつまいもを焼き丁寧に裏ごして白あんと合わせ、和風のスイートポテト生地を作り、中に渋皮付きの蜜漬け栗を包み込んで焼き上げています。さつまいもは鳴門金時を使用しています。
江戸時代、焼いたさつまが栗の味に似ていたことから、京都に登場した焼き芋屋さんが栗(九里)には少し及ばないが・・・と洒落で『八里半』と看板に掲げたそうです。その後、江戸にも伝わるのですが、今度は小石川の焼き芋屋さんが『栗(九里)より(四里)うまい十三里』という洒落から『十三里』と名付けて評判になり、以後、さつまいも=十三里となったそうです。
「ほっ栗いも」は当店でも秋から冬にかけての人気商品です。当初は秋のみの季節商品でしたが、今ではご要望にお応えして冬にかけて期間を延長して販売しております。普通の蜜漬け栗ではなく、渋皮付きの栗だからこその相性の良さが出ており、もう一個、もう一個と食べたくなるお味です。バターも使っていて少し洋風なお菓子なので、お茶だけでなく紅茶やコーヒーにも合うと思います。ぜひ、お試しください。
敬老の日 9月16日
多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し長寿を祝う日として、1965年に法律で定められました。以前は9月15日でしたが、2003年からは9月の第3月曜日になり、今年は9月16日です。
日頃の感謝を込めて大切なおじいちゃん・おばあちゃんに和菓子を贈りませんか? 早めのご注文で地方発送も承ります。
お月見 中秋の名月「月見だんご」「月のうさぎ」
今年の十五夜は9月17日です。旧暦では、月の満ち欠けが暮らしのリズム作っていて特に満月は節目として重要視され、祭事などが行われていたようです。さらに旧暦の8月15日の夜は、十五夜と呼び中秋の名月として秋の実りをお供えして、満月を愛でていました。
新暦で十五夜は、毎年異なる日付になりおよそ9月中旬~10月初めになります。里芋の収穫時期でもあるので『芋名月』ともいわれます。
月見だんごを召し上がりながら、さまざまな自然の恩恵を感じつつ、ゆっくりと月夜を眺めてみるのも良いかもしれません。
「月のうさぎ」は黄身あんの上用まんじゅうです。赤い羊羹でうさぎの眼と耳を表現した可愛いおまんじゅうです。中秋の名月 十五夜の日のみの販売になりますのでご予約がおすすめです。月見だんごとのセットも販売しております。
秋のお彼岸 19日~ 「おはぎ」
秋分の日は太陽が真東から昇り、真西に入り昼夜の長さがほぼ同じになります。この秋分の日をはさんだ前後三日間ずつが秋の彼岸です。最初の日を「彼岸の入り」と言い、真ん中の日を「中日」、最後の日を「彼岸明け」と言います。
お墓参りをして先祖を敬い、亡くなった人の御霊を偲びます。その際にお供えされることが多いのが「おはぎ」です。
当店では、外側を粒あんで包んだ【粒あん】と、こしあんをもち米生地で包み、きな粉をまぶした【きな粉】の2種類をご用意しています。
お彼岸の入りの19日から中日過ぎの23日まで販売しております。