11月(霜月)の晦日餅「十六穀大福」

「十六穀大福」

今月は十六穀を入れた搗き立てのお餅でこしあんを包んだ大福になります。

十六穀は、黒米やもちあわ、もちきび、発芽玄米、ごまやはと麦、とうもろこしなど16種類の穀物で、様々な栄養やミネラルを含んでいて健康に良いと言われています。

古代米の一種の黒米は、タンパク質、ビタミン、アントシアニンなどを豊富に含み、楊貴妃も美容食に愛用したと伝えられていて、赤米は、野生稲の大部分が赤米だったことから、お米のルーツとされています。

あまり聞きなれないアマランサスは、プチプチした食感で穀物の中ではカルシウムを多く含み、白米の23倍、マグネシウムは約10倍、鉄分は約6倍含んでいるそうです。またキヌアも、穀物では不足しがちな必須アミノ酸をとてもバランス良く含み、NASAの宇宙食に推奨されたほどで、カルシウム、鉄分などのミネラル、食物繊維も多く含み、スーパーフードとして世界のセレブやスーパーモデルの食事にも取り入れられているようです。

そんな様々な栄養、ミネラルの詰まった十六穀を使った大福、外側にも麦こがし(はったい粉)をまぶして香ばしく仕上げています。