11月(霜月)の和菓子「栗もち」「栗むし羊羹」 七五三

「栗もち」

10月より販売中の「栗もち」

蜜漬け栗を小豆のこし餡で包み、それを柔らかな羽二重餅で包んでいます。秋から冬にかけての定番商品になっています。あったかいお茶のおともにいかがでしょう。

栗は炭水化物が豊富で、糖の代謝を助けるビタミンB1・B2も多く含まれています。高血圧や動脈硬化に効果があると言われているカリウムや、貧血の予防に役立つとされる葉酸も含まれています。そんないろんな栄養素を持った栗を使った商品が、「栗もち」、9月に紹介した「ほっ栗いも」、年間通じて販売中の「栗の幸」そして、これからご紹介する「「栗むし羊羹」です。

「栗むし羊羹」

「栗むし羊羹」は、むし羊羹の中に蜜漬け栗をごろっと入れたお菓子です。

通常の羊羹は寒天を使って作りますが、むし羊羹はそれと違って小麦粉、葛粉、餅粉を使い蒸しあげて作ります。甘さもあっさりした味わいで、もっちりした食感になります。

通常の羊羹とはまた違う味わいの蒸し羊羹、一度ぜひお試しください。

【七五三】

宮廷や武家で行われてきた行事が、明治頃に子どもの成長を祝う庶民の行事と合わさったものとされています。

「髪置の儀」3歳、「袴着の儀」5歳、「帯解の儀」7歳が元になっていて、それまでは剃っていた髪を男女とも伸ばし始める儀式の「髪置」、初めて袴をつける儀式の「袴着」、着物に付けられたこども用の付け紐を取り帯で締める儀式の「帯解」が由来になっています。

11月15日に神社に参拝して子ども達の成長と健康を願い祈る行事です。そんな節目の日を紅白の上用まんじゅうやお赤飯でお祝いしませんか?

どちらもご予約制になっておりますので、4~5日前までにお知らせください。上用まんじゅうは当日を含み3日間、お赤飯は当日中の賞味期限になっております。お渡しが日曜、祝日に当たる場合もご相談いただければ、可能な範囲で対応させていただきます。

子ども達の晴れ姿、見ている私たちも明るく元気にしてくれるような気がして嬉しくなりますね。