12月(師走)の晦日餅「黒豆大福々」

「黒豆大福々」

12月は31日の大晦日に販売となります。

小豆の粒あんを黒豆の入った羽二重餅で包んだ大福です。名に福を重ね、来る年にたくさんの福が来ることを願っています。

年の瀬の慌ただしいひと時、ちょっとひと息温かいお茶と一緒に「黒豆大福々」を食べながら、この一年を振り返ってみませんか。来る年がより良い年になるよう思いを馳せて・・・

黒豆は黒く日焼けするほどマメに働けるように、また長寿や健康を祈願して食するとされています。

一年最後の日〔大晦日〕おおつもごりとも呼ばれます。昔は月の三十番目の日を三十日(みそか)と言い、旧暦で三十日は月が隠れて見えないところから「月籠り(つきごもり)」、そこから転じて「晦(つごもり)」になったとされます。そして一年最後の特別な日なので大がつき「大晦日」となった言われます。

時計の無かった時代には、一日の始まりが日没と捉えられていて、その頃大晦日の夜はお正月の始まりで、年神様を迎える神聖な夜でした。年越しの夜は「除夜」とも言い、年神様を迎えるために一晩中寝ずに過ごす習わしもありまし。